素晴らしかったサンクトペテルブルグも
今日でお別れ。 帰国です。
(サンクトペテルブルグの空港からモスクワで
乗り換えて成田へ)
朝9時にスーツケースを積んで 車で空港に向かいます。
車はドールアート展の会場やイサク大聖堂、
ライラックの並木道や運河、美しい町並みを抜けて
数日間、親しく過ごした街を離れて行きます。
カウントダウンして教えてくれます。
どれくらい急いで渡るのかわかるので安心します)
そして車は
抜けるように青い サンクトペテルブルグの空と
その下に広がる壮大な雲の下を走ります。
到着した日からずっと 空と雲の壮大さに感動していました。
(この写真では伝わりにくいかもしれませんが、、、)
「罪と罰」の中でラスコーリ・ニコフがソーニャの眼を
「晴れた時のサンクトペテルブルグの空の色」と
言っていたのは今日の空の色でしょうか、、、
昨日でしょうか 。 毎日が晴天でしたから、、。
それにしても
雲が層になって どこまでもどこまでも続いている、
こんな壮大な雲 今まで見たこと無かったな、、、
そんな事を思いながら 車の窓の外をずっと眺めていました。
サンクトペテルブルグ 毎日が感動でした。
見るもの全てが素晴らしく
出会えた方々もみなさん、素敵な方々ばかりでした。
スパシーパ! 本当に楽しかったです!
また来たいな、、また来れるかな、、お花の溢れる頃に、、、。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
このような素敵な機会を与えてくださった
大竹京先生、本当にありがとうございました。
そして 沢山の方にお世話になりました。
心よりお礼申し上げます。
今夜は みんなでホテルにあるレストランで
ディナーをいただきました。
ここのお料理もとても美味しかった。
レストランは私達のグループの他は
2~3名づつのお客さんが3組ほどでした。
大きなお皿に入った 熱々のスープは
大きなスープンで すくってもすくっても
お皿の底が見えません。
ちっとも無くならないので
もしかすると これは
美味しいスープがどんどん湧き上がる
”魔法のスープ皿”かな?
それともこのスプーン
空(カラ)のお皿でひとすくい
たちまち熱いスープが現れる
”魔法のスプーン”かな、、
昔読んだロシアのお話
「イワンのバカ」に出てきた
「一振りすると兵隊の出てくる魔法の穂」や
「つかむと幾らでも金貨が出てくる魔法の葉」を
思い出していると・・・
レストランの前方で
ロシア楽器の演奏が静かに始まり、
なんとその隣にクマが、、正しくは
”背中にチャックのついた熊”が登場し、
ピアノの演奏に合わせて
静かに踊りを始めました。
(このレストランには入口にも
立ち上がったクマの剥製(?)があり
熊がこのレストランのイメージキャラクターのようでした)
大きなお皿の熱いスープを飲みながら
今度はL.N.トルストイ の「コーデュロスとクマ」
…「3びきのくま」の
女の子の気持ちになりました。
そして 私のイメージだと
着ぐるみの動物 = 派手で陽気!
というイメージですが
音楽に合わせて”静かに踊る着ぐるみの熊”
というのは初めて見ました。
ゆっくりとした動きが
だんだん 本物の熊に見えてきて
不思議な感じです。
もっと見たかったのですが、
熱すぎず 丁度よくなった スープを飲み終えて
顔をあげると
そこには もう熊も
楽器演奏の人達も居ませんでした、、。
( お客さんの少ない時に練習も兼ねて
ちょっと登場してしてみた、と いうような
短い時間でした。 写真 撮りたかった、、)
前回のモスクワでも思いましたが
ロシアは食べ物がとっても美味しい!
ニシンの酢漬け、ビーツのサラダ、
蕎麦の実、ぺリメニというシア風の水餃子
クレープのような”ブリヌイ“も美味しかった。
ビーフストロガノフも
お店によって味も盛り付けも少しづつ違います
スープも何種類もあるのがとても嬉しい。
ボルシチは勿論、
ウハ―というお魚のスープも美味しかった。
一つのお料理でも 暖かいもの、と冷たいもの
お惣菜系とデザート系、 と大きく2種類があり、
そこからさらに枝分かれして何種類もになります
ピロシキもキノコやひき肉の入ったお惣菜系と
ジャムやフルーツの入った菓子パン系、
さらに小さなサイズから
みんなで切り分けて食べるものまで 沢山の種類があります。
街のパン屋さんで買ったパンも美味しかったなぁ、、。
ライラックの公園の前を通って
「DOll TIME」会場へ。
シャワーのようなライラックの香りの中を歩いて
今日も大竹先生のブースは大盛況
別のエリアでは
簡単なクラフトのワークショップが出来ます。
Tシャツに絵を描いたり、
各種のクラフトに挑戦しています。
あら?この子は靴脱いで正座して絵を描いています
そっちの方が楽なのでしょうか、、、?
画面いっぱいに大きなお花が咲いていきます。。
サンクトペテルブルグの学校は既に
お休み(夏休み?)に入っているという事で
(でも親は仕事があるので)
この期間中 街や観光スポットでは
子供&おじいさん、おばあさん を多く見かけます
サンクトペテルブルグで人気のケーキ屋さん
白熊が目印
真ん中にいる小さい熊が可愛い、、
イートインも出来ます。
ガラスケースには独創的なケーキが沢山。
同じケーキでも 飾りが一切れ一切れ違うのが可愛い
チェリー、ほおずき、チェリー、ほおずき…
今回、旅行中にお誕生日を迎える方がいらしたので
ホールでケーキを買う事にしました。
あれこれ迷ってみんなで選んで やっと決まった、、!
と、 思った瞬間、そのケーキは
他の人が買って行ってしまいました。
さすが人気のケーキ屋さん、
ホールのケーキがどんどん売れていきます。
こちらが私達が買ったケーキ。
ホテルに持って帰って 部屋でお祝いしましょう。
5月のサンクトペテルブルグは
ライラックの花が満開の時でした。
「Doll Time」会場に向かう途中の
「イサク聖堂」の前の公園にも
街中のカザン大聖堂の前にも
さまざまな色の満開のライラックの木があります。
イコン「カザンの聖母」を
安置する為に作られた聖堂。
94本の円柱が並ぶ回廊が
半円形の広場を囲んでいます。
その広場の周りを
ライラックの紫のグラデーションが縁取ります。
と 思っていましたが
(外国の方が「桜の咲く頃、日本に行きたいな、、、」 と 思うように・・・)
でも その年によって花の開花がずれる事も よくあるので
見たいお花の満開に合わせて旅行する というのは難しいだろうな、、と、
自分に言い聞かせている所も ちょっとありました。
今回は 来た時がちょうど ライラックの満開時期!!
本当に嬉しいです!! 長年の思いが ロシアで今、叶ってるなんて、、
感激、、。。
ライラックの香りに包まれているようです
ペテルゴフから 船で戻ってきて
そのまま 市内を案内してもらいながら
ホテルへ帰ります。
パッサージュで毛皮のコートやアクセサリーを
ウィンドウ越しに見たり
ガラスの天井から明るい光が差し込みます
サンクトペテルブルグで一番美味しいという
ケーキ屋さんでケーキを買ったり
ケーキ屋さんには沢山のお客さん
次々にホールのケーキが売れていきます。
スーパーに寄って
人気のある紅茶やお菓子を教えて貰ったり、、、。
そして その立ち寄ったスーパーで、私にとって
とても素敵な偶然がありました。
それは、、、、、
立ち寄ったスーパーの片隅にお花が活けてあり、
「桜」との事!
今年に入ってから布花の新作として桜を作って来て
今回のロシアにも持ってきましたが、
まさかロシアで本物の「桜」を見られるなんて!
どうしてここに一枝 活けてあるのでしょう、、、?
素晴らしい偶然・・・。
写真では分かりにくいですが
ロシアの桜は少し黄色でした。
日本の桜の一輪、一輪は白ですが
集まると淡い桜色になるように
ロシアの桜は
琥珀のベールをかけたような、、イメージ。
チェーホフの「桜の園」に出てくる「桜」は
この桜だったのですね、、、。
桜はロシア語でヴィクーニャ というそうです、、
帰りはトロリーバスに乗り方を教えて貰って帰りました。
トロリーバスは座ったまま
街の様子をを眺める事が出来るのでとても楽しいです。
泊まっているホテルの目の前が停留所でした。
今日は”エルミタージュ美術館“から始まり、街のスーパーまで。
乗り物は 高速艇から”街のトラム“まで
ロシアの歴史から文化、現代のサンクトペテルブルグの生活 と
幅広く垣間見ることが出来、
行く先々では 沢山の木や草花、桜まで見る事が出来ました。
今日も新発見や感動が沢山の 楽しい一日でした!
オリガさん、
1日ガイドしてくださって ありがとうございました。
5月の庭園は緑であふれていて
可愛いお花、珍しいお花が沢山ありました。
マロニエ、楡の木、ボダイジュ、白樺、、、。
あちこちにさわやかな小鳥のさえずりが聞こえ、
その下ではリスが遊んでいました。
チューリップも歌っているようです
ぺテルゴフの庭園は全てがリラックスしているようで
まるで「楽園」のようでした。
とっても楽しかった!
月から10月の初旬までだそうです。
今回はまさに5月の旅行で
そして今日、雨が降らなくて本当に良かった!!
オリガさん、こんな楽しい素敵な所に連れてきてくれて
本当に ありがとう。。
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